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産婦人科

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※より詳細な情報は下記に掲載されていますので、そちらもご覧ください。
一般社団法人National Clinic Database(NCD)ホームページ

里帰り出産をお考えの方へ 詳細はこちらをご覧ください。

当院での出産をお考えの方へ 詳細はこちらをご覧ください。

妊娠期〜出産について 詳細はこちらをご覧ください。

産後について 詳細はこちらをご覧ください。

医師紹介
氏 名 補職名 認定資格 専門分野
林 子耕 主任部長 日本専門医機構 産婦人科専門医
日本産科婦人科学会 指導医
日本産科婦人科内視鏡学会 技術認定医(腹腔鏡)
日本内視鏡外科学会 技術認定証(産科婦人科)
臨床研修指導医養成講習会 修了
医学博士
徳島大学臨床教授
周産期疾患の治療
内視鏡手術
磯野 渉 部長 日本専門医機構 産婦人科専門医
日本産科婦人科学会 指導医
医学博士
和歌山県産婦人科医会理事
新垣 亮輔 医長 日本産科婦人科学会 産婦人科専門医
田中 惇也 医員
戸崎 香苗 医員
西川 真世 医員
町田 芳和 医員
八木 重孝 非常勤 日本産科婦人科学会 産婦人科専門医
日本産科婦人科学会 指導医
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
日本周産期新生児医学会 母体・胎児専門医
周産期疾患の治療、婦人腫瘍の治療
松井 寿美佳 非常勤
平山 純也 非常勤

 

診療科の特色
 産婦人科は現在徳島大学より2名、和歌山県立医大より1名、東京大学より2名の医師が派遣され、5名体制で診療を行っています。地方大学の産婦人科医局はどこも入局者不足で、令和6年度は東京大学から医師派遣を受け、診療体制の縮小を回避することができました。令和7年度には医師増員の予定があります。
 当院は地域周産期母子医療センターに指定され、紀南地域の周産期医療を支える役割を担っています。令和4年8月より帰省分娩の受け入れを再開しましたが、少子化の波は紀南地方にも及び、令和6年の分娩件数は356件に減少しました。しかしながら、社会的・精神的な問題を抱えた妊婦さんは増加しており、小児科はじめ関係各部署との連携を強めながら診療していますが、精神科が別病院になっているため精神疾患合併症妊婦の分娩には十分対応できない場合があります。
 婦人科手術では鏡視下手術を積極的に取り入れ、限られた手術枠の中で子宮筋腫、卵巣嚢腫などの良性疾患は原則鏡視下手術での対応を心がけています。また令和6年より骨盤臓器脱に対して従来の腟式単純子宮全摘術+腟壁形成に加え、腹腔鏡下仙骨腟固定術を始め施設基準も取得しました。令和7年度にはロボット支援下での腹腔鏡下仙骨腟固定術の施設基準も取得する予定です。子宮癌、卵巣癌などの悪性疾患に対しても、手術だけでなく放射線治療、化学療法など集学的治療を積極的に行っています。
 外来においては、令和7年4月より毎週金曜日に主に更年期障害、月経前緊張症、月経困難症を対象とする女性医学外来を始めます。当院での勤務経験のある日本女性医学学会専門医のベテラン女性医師が担当し、思春期から老年期までの女性特有の病態と向き合い、女性のQOLの維持・向上に尽くしたいと考えています。

 

当科で取り扱える疾患
症候分類 具体的傷病名
産科 正常妊娠、分娩
母体管理を要する疾患 前置胎盤・胎盤早期剥離・妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)・母体合併症妊娠・その他ハイリスク妊娠
胎児・新生児管理を要する疾患 切迫流産・切迫早産・前期破水・多胎妊娠・多胎一児胎内死亡・血液型不適合妊娠・子宮内胎児発達遅延・羊水過多・羊水過少・胎児仮死等
婦人科 子宮筋腫・子宮内膜症・卵巣嚢腫・子宮脱・子宮下垂・膀胱瘤・不妊症・子宮癌検診・子宮頸癌・子宮体癌・卵巣癌等

 

現在行える検査
産 科 胎児超音波検査(Bモード、ドップラ、3D、4D)・胎児心エコー・NSTなど
婦人科 細胞診検査、病理組織検査、超音波検査、コルポスコープ、ヒステロスコープ、CT、MRI、子宮卵管造影検査、精液検査 他

 

現在行える治療
産 科 妊婦健診、正常分娩、異常妊娠、母体合併症妊娠の周産期管理
婦人科 婦人科良性疾患の手術療法、婦人科悪性腫瘍の手術療法、化学療法、放射線療法、人工受精、更年期障害のホルモン補充療法

 

症例数
分娩件数はここ数年、年間700〜800件で推移しています。母体搬送は年間20件前後で、現在のところ搬送依頼に対してほぼ全例の受け入れを維持できていると自負しております。

手術件数は年間400件を超え、良性付属器疾患は子宮外妊娠も含め可能な限り腹腔鏡手術で対応、良性子宮疾患に対しても腹腔鏡下子宮筋腫核出術、腹腔鏡下子宮全摘術が増加しています。悪性疾患の取り扱いも多く、新病院になり放射線治療(外照射のみ)も可能になり、化学療法もニーズに応じて外来化学療法を取り入れています。

 

当科で取り扱える疾患
症候分類 具体的傷病名
産科 正常妊娠、分娩
母体管理を要する疾患 前置胎盤・胎盤早期剥離・妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)・母体合併症妊娠・その他ハイリスク妊娠
胎児・新生児管理を要する疾患 切迫流産・切迫早産・前期破水・多胎妊娠・多胎一児胎内死亡・血液型不適合妊娠・子宮内胎児発達遅延・羊水過多・羊水過少・胎児仮死等
婦人科 子宮筋腫・子宮内膜症・卵巣嚢腫・子宮脱・子宮下垂・膀胱瘤・不妊症・子宮癌検診・子宮頸癌・子宮体癌・卵巣癌等

 

現在行える検査
産 科 胎児超音波検査(Bモード、ドップラ、3D、4D)・胎児心エコー・NSTなど
婦人科 細胞診検査、病理組織検査、超音波検査、コルポスコープ、ヒステロスコープ、CT、MRI、子宮卵管造影検査、精液検査 他

 

現在行える治療
産 科 妊婦健診、正常分娩、異常妊娠、母体合併症妊娠の周産期管理
婦人科 婦人科良性疾患の手術療法、婦人科悪性腫瘍の手術療法、化学療法、放射線療法、人工受精、更年期障害のホルモン補充療法

 

症例数
分娩件数はここ数年、年間700〜800件で推移しています。母体搬送は年間20件前後で、現在のところ搬送依頼に対してほぼ全例の受け入れを維持できていると自負しております。

手術件数は年間400件を超え、良性付属器疾患は子宮外妊娠も含め可能な限り腹腔鏡手術で対応、良性子宮疾患に対しても腹腔鏡下子宮筋腫核出術、腹腔鏡下子宮全摘術が増加しています。悪性疾患の取り扱いも多く、新病院になり放射線治療(外照射のみ)も可能になり、化学療法もニーズに応じて外来化学療法を取り入れています。

 


当院で出産をお考えの皆様へ



妊娠期〜出産について 詳細はこちらをご覧ください。

産後について 詳細はこちらをご覧ください。

妊娠期〜出産について

妊婦健診

妊婦健診は赤ちゃんの成長や健康状態、お母さんの体調を把握するための大切な診察です。妊娠と気付いたら早めに受診するようにしましょう。
妊娠・出産・育児について、わからないことや心配なことがあればスタッフにご相談ください。健診後に助産師より保健指導をさせていただきます。

<妊婦健診に必要なもの>
・母子健康手帳
・妊婦健康診査受診表(お住まいの市町村によりご利用できないこともあります)
・診察券
・マイナンバーカード
・お薬手帳

セミオープンシステム・里帰り出産について

・セミオープンシステムとは、妊婦健診は身近なかかりつけ医療機関を受診していただき、
 出産は紀南病院となります。 セミオープンシステムも里帰り出産の場合も、妊娠34週から
 は当院で妊婦健診を受けていただきます。
・かかりつけ医療機関から28週以降に当院地域連携室を通じて予約してください。
 33〜34週頃に受診していただきます。
・初診時は、必ず紹介状と受けられた検査データをご持参ください。

※ 予約診療となっておりますので、初診等の予約外の受診の場合は待ち時間が生じます。 ご了承のうえお越しください。

マタニティクラス

心身ともに順調な出産を迎えるため、マタニティクラスを開催しています。
妊婦さん同士の交流の場にもなっております。

・前期クラス<妊娠期の栄養、妊娠中の心身の変化>:第3月曜日 13:30〜15:00 
・後期クラス<お産の準備について>:第4月曜日 13:30〜15:30 
・母乳のお話:第3火曜日(奇数月) 13:30〜14:30 



出産時の準備物

・お産パット(Lサイズ) 2袋   ・骨盤支持ベルト(必要に応じて)
・前開きのパジャマ 2〜3枚  ・ガーゼハンカチ 5〜6枚
・タオル 2〜3枚       ・印鑑
・食事、入浴に必要な物    ・マイナンバーカード(健康保険証)
・生理用ナプキン(夜用) 2袋

助産師外来

妊婦さんとのコミュニケーションを大切にし、信頼関係を深め、妊婦さんに安心して健診を受けていただくことができます。 完全予約制で待ち時間が少なく、ゆっくり健診・相談を受けていただけます。
健診時に異常や気になることがあった場合は、速やかに医師の診察を受けることができます。



対象:経過が順調で医師の許可がある妊婦さん
   妊娠26、34、37〜39週の妊婦健診
日時:月〜木曜日 8:30〜11:00 30分/名
場所:助産師外来
費用:通常の妊婦健診と同額(妊婦健康診査受診票が使用できます)

院内助産

・緊急時の対応が出来る病院で、分娩を目的に入院する妊婦さんや産後の母子に対して助産
 師が中心となって分娩のお手伝いやケアを行います。
・産婦さんやご家族の意向を尊重しながら、妊娠期から産後1ヵ月までサポートします。
・正常経過からの逸脱が予測される場合は、医師が24時間対応できる体制を整えていますの
 でご安心ください。



助産師外来、院内助産を担当する助産師は、アドバンス助産師や日々分娩や帝王切開に立ち会い、保健指導・育児指導を行っている助産師が担当します。
※ アドバンス助産師とは、日本助産評価機構による助産実践能力習熟段階レベルVと認証された助産師です。




産後について

お部屋


当院ではゆったりと赤ちゃんと過ごしていただけるよう、大部屋、個室を用意しております


食事


栄養士によるバランスのとれたお食事をご用意しています。退院までにお祝い膳があります。


母児同室


授乳(おっぱいの飲ませ方)、オムツ交換や着替え、抱っこなど育児手技がスムーズに習得できるよう母児同室を取り入れています。 お母さんの体調等にあわせて、赤ちゃんを新生児室でお預かりすることもできます。


産後ケア入院

令和7年4月より産後ケア入院を開始しています。
「まだまだ赤ちゃんとの生活に慣れない」「産後の体力が回復せず自分の食事まで気持ちが回らない」「母乳でやっていけるのかな」など、 ちょっとした心配事を助産師がそばで見守り、病院の中という安心感のもとでサポートを受けることができます。

費用:各自治体の補助券のご利用が可能です。自己負担についてはお住まいの市町村
   の案内をご確認ください 



2週間健診について

産後2週間頃のお母さんは、ホルモンバランスの変化や慣れない育児、睡眠不足などにより、 赤ちゃんのこと、授乳のこと、ご自身のこと、様々な疑問や不安が芽生えてくる時期です。
2週間健診では、助産師がお母さんの身体と心の健康状態と、赤ちゃんの体重増加や哺乳状態を確認させていただきます。 気になることや心配なことなど、気軽にご相談ください。

日時:月曜〜金曜日 11:00〜 60分/名
費用:各自治体の補助券のご利用が可能です。自己負担についてはお住まいの市町村
   の案内をご確認ください 

母乳外来について

「母乳が足りていない?」「赤ちゃんが上手にお乳を吸ってくれない」「赤ちゃんの体重が増えているか心配」 など、いろいろなお乳や育児の悩みについてアドバイスしています。

日時:月曜〜金曜日 14:00〜 1時間/名
費用:1220円(税込)




一カ月診について

お母さんの身体と心の状態、赤ちゃんの発育状態などを確認します。

日時:水曜、木曜日 13:30〜
費用:各自治体の補助券がご利用いただけます


産後ケア入院、2週間健診、母乳外来、一カ月健診に関するお問い合わせは、産婦人科外来にお電話下さい。平日の8時30分〜17時15分まで 0739-22-5000

     

 

 

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